まず使用量を見る

電気代が高いと感じたとき、最初に見るのは何に使いすぎたかではなく、明細のどの項目が増えたかです。使用量が増えたのか、単価に関わる項目が変わったのか、検針期間が長かったのかで、見るべき対策は変わります。

  1. 今月の使用量。
  2. 前月の使用量。
  3. 前年同月の使用量。
  4. 検針期間の日数。
  5. 基本料金、電力量料金、燃料費調整、再エネ賦課金。

明細の見る場所

項目見る理由増えたときの考え方
使用量家で使った電気の量を見る冷暖房、乾燥機、在宅時間、家電の使い方を確認する
基本料金契約容量やプランの影響を見る契約アンペアやプラン変更の有無を確認する
電力量料金使用量に応じた料金を見る使用量が増えた月か、単価帯が変わったかを見る
燃料費調整燃料価格などの影響を見る電力会社の案内で単価を確認する
再エネ賦課金全国一律の制度項目を見る使用量に単価をかけて負担額を確認する

2026年5月検針分から見る再エネ賦課金

経済産業省は、2026年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金単価を1kWhあたり4.18円としています。適用は2026年5月検針分から2027年4月検針分までです。

たとえば使用量が400kWhなら、4.18円をかけて1,672円が目安になります。再エネ賦課金だけで電気代全体が決まるわけではありませんが、毎月の使用量に連動するため、使用量が増えたのか制度項目も増えたのかを分けて見る助けになります。

5月に増えやすい使い方

  • 急に暑い日があり、除湿や冷房を使い始めた。
  • 洗濯物が乾きにくく、乾燥機や浴室乾燥を使った。
  • 連休で在宅時間が増えた。
  • 空気清浄機、除湿機、サーキュレーターを長く使った。
  • 夜の気温差で暖房と冷房が混在した。

対策は項目ごとに変える

使用量が増えているなら、家電の使い方を見ます。冷暖房、除湿機、乾燥機、電気ポット、食洗機、照明、在宅時間の変化を確認します。

使用量があまり増えていないのに請求額が増えているなら、単価や調整項目を見ます。燃料費調整や再エネ賦課金、契約プランの変更、割引終了などを確認します。

FAQ

電気代が高いとき、最初に節電すればよいですか

先に明細を見ます。使用量が増えているなら節電の効果が出やすいですが、単価や調整項目の影響が大きい場合は、家電の使い方だけでは理由が分かりません。

再エネ賦課金は地域で違いますか

再エネ賦課金単価は全国一律です。ただし電気料金全体は、電力会社、契約プラン、使用量、燃料費調整などで変わります。

契約アンペアは下げたほうがよいですか

すぐに下げるより、数か月分の使用量と生活パターンを見て判断します。下げすぎると、同時に家電を使ったときに不便になる場合があります。